東京農工大学科学博物館は明治19年(1886年)、東京農工大学工学部の前身である農商務省蚕病試験場の「参考品陳列場」として建設されました。博物館としては昭和52年(1977年)に博物館法により正式に制定されました。このように、歴史的建造物であることに加え、建物の老朽化により改修工事が計画されました。
改修は耐震補強に加え、建物全てを一度スケルトンとした上で全面改修を行っています。
また、歴史的建造物であることから、明治の面影を残すことをコンセプトに、レトロ風な外観、内装デザインを行っています。
さらに、博物館展示機能だけではなく、大学の研究施設として、実習室、教員室、学生教育の為の展示室を配置し、教育・研究機能の充実を図っています。
主な用途:博物館
構造:RC造
階数:地上3F
建築面積:981.0㎡
延床面積:3,008㎡