本子ども園は、新宿区の掲げる幼保連携・一元化の理念のもと進めている計画的な地域展開の1つとして、新宿区内で3番目の施設として計画されました。敷地は前面道路と高低差があり、また既存の小学校と連続している狭隘な敷地形状を有効に活かすため、3階建てで前面道路から2階へアプローチする配置とし、動線空間の集約化と管理上の安全性を高める構成としました。また保育室は、整形な空間として多様な活動に対応できるよう配慮すると共に、自然の風や光を取り入れて快適な生活環境を確保するよう計画し、外観は多様な仕上げや形状等で豊かな表情を持たせ、内部では木のぬくもりを持った暖かみのある空間を目指しました。
東京都:新宿区
主な用途:認定こども園(保育園+幼稚園)
構造:鉄筋コンクリート造
階数:地上3階
延床面積:1,424m2