本施設は老朽化した東消防署庁舎の建替えとして計画されました。大規模災害時なども考慮し、消防力の整備指針に沿った人員及び消防車両の配置を可能とした庁舎としています。また、消防職員及び団員の技術向上を図るため、訓練施設や訓練環境を十分に整えた庁舎としています。
外観はモノトーンの色彩とすることで、落ち着いた周辺環境の保全を図っています。また、圧迫感のある塊にならないように、高さの分散化や仕上げの切り替えによりボリューム感を低減しています。内部の共用部、事務室などは白を基調とすることで清潔感のある落ち着いた設えとし、多くの市民が利用する多目的ホールは木を使用し、温かみのある空間としています。
千葉県:八千代市
主な用途:消防署
構造:RC造
階数:地上3階
延床面積:1,843m2