本住宅は、老朽化の著しい木造平屋建市営住宅を、高層耐火住宅に建替え、良好な住環境の向上を目指して計画が行われました。
住戸形式は1DK(5戸),2DK(39戸),3DK(33戸)のタイプミックス型住居供給とし、様々な世帯間交流を促しています。
また、敷地南側に大きな河川が接する為、災害時の浸水対策として、1階部分を全て自転車置場とし、住宅、集会所を2階以上に配置しています。全体配置としては建物を高層化することにより、敷地の有効利用を図り、敷地に接する住宅のために、新たに敷地内道路を整備するなど、周辺環境に寄与した整備を行っています。
さらに、地域住民の方も利用できる集会所、公園、駐車場を設け、地域に開かれた計画としています。
主な用途:共同住宅
構造:RC造
階数:地上12F
建築面積:816.75㎡
延床面積:5,391.22㎡