国立国際美術館や市立科学館のある渡辺橋駅周辺は、現代的なビジネス街にあって文化的な色合いが濃く、水辺・街路樹など癒しとしての自然も感じられるところです。
新線全体の共通コンセプトでもあり、自然をイメージさせる素材として木材とガラスを改札外コンコースに使用し、地下店舗との調和にも配慮して単調にならないような空間構成としました。地上への出入口も木材、ガラスを主とした仕上げ構成とし周辺の自然環境との調和を図っています。
渡辺橋駅周辺のマチのイメージ素材としてプラットホーム軌道壁に文化都市としての未来を表現する金属材を取り入れ、当初からのデザインコンセプトによる古くて新しい街づくりに貢献するよう設計を行いました。
主な用途:駅舎
構造:鉄筋コンクリート造
階数:地下2階 地上2階
延床面積:3,960m2
グッドデザイン賞 受賞