乙訓消防本部庁舎は、近年の多様化、大規模化する災害、高度な救急および予防業務への対応、名神高速道路大山崎インターの開設や第2外環状道路建設などに伴って広域化、複雑化する災害活動に迅速に対応するため、向日市、長岡京市、大山崎町の2市1町の消防署の統合により発足した乙訓消防組合の防災拠点として建設されました。新庁舎の建設に伴い、隣接していた長岡京消防署東分署機能を統合し、1階および2階の一部を東分署、2階から4階を消防本部としています。外観はタイル貼り等のマッシブなイメージと、対比的に用いた軽快なガラス面と形態を和らげるボールト屋根によって防災拠点としての安心感と親しみやすさを表現しています。
京都府:長岡京市
主な用途:消防署
構造:鉄骨鉄筋コンクリート造
階数:地上4階
延床面積:2,966m2